スウェディッシュマッサージ LIFE

世界一気持ちいいマッサージ、スウェディッシュマッサージの男性セラピスト、インストラクターのブログ

学ぶべき基礎はスウェーデン発祥のクラシックマッサージにあった!

私が提唱する加藤式ボディケアの技術は、あのシルクドゥソレイユも認めたというアクセルソンのスウェディッシュマッサージがベースになっています。
その技術はクラシックマッサージとも呼ばれ、世界に今あるオイルマッサージのルーツになったと言われています。
このクラシックマッサージのシステムを作ったのはスウェーデンの医師Per Henrik Ling(1776-1839)。
そう、まさにあのクラシック音楽の天才作曲家モーツァルトやベートーベンが活躍していた頃に生まれたマッサージなのです。
そしてマッサージの父Lingが亡くなった翌年にクラシックバレエの名作「白鳥の湖」を作曲したチャイコフスキーが生まれています。

私は20代、30代の頃、音楽を生業としておりました。
その頃感じていたこと、それは基礎を学ぶことの重要性です。
私は幼少の頃、少しだけピアノを習わせていただいておりました。
しかし、習い事が大嫌いだった私は数年でピアノ教室には行かなくなりました。
まさか、その後プロのミュージシャンになるとは微塵も思っていませんでしたからね。
プロになってから何度も後悔したこと、それはあの時もっと基礎をしっかり学んでおけばよかったということ。
結果、基礎のない私は確固たる自信を持てないまま日本の商業音楽の波に押しつぶされ、自律神経と耳を患い業界を去ることになりました・・・。
この体験は、私に基礎を学ぶことが何よりも大切であることを教えてくれました。
基礎とは、音楽で言えばクラシック音楽、ダンスで言えばクラシックバレエ
そしてオイルマッサージの基礎がスウェーデン生まれのクラシックマッサージ。
Lingが作ったクラシックマッサージのシステムは、オイルの量、時間経過に伴うオイルの浸透率、筋肉への段階的アプローチと効果、そのすべてが計算されている非常にロジカルな技術なのです。
それはまさに緻密に組み立てられた素晴らしいクラシック音楽の楽譜のよう。
再現能力の高い演奏者がプレイすれば誰が演奏してもその美しい旋律が人の心に与える効果はさほど変わることはありません。
クラシックマッサージも同じように、その楽譜がよく出来ているので、技術を極めた者であれば誰が施術してもその効果や気持ちよさは普遍性を伴うものなのです。
ただ、その技術習得がとてつもなく難しい・・・。
全ての手技に意味があり、クライアントの体を温めながらアプローチしていく手法はあらゆる体の不調に対応できる万能のボディメンテナンス。
とてもシンプルだからこそ奥が深く、その技術を極める道のりに終わりはありません。
現代はあらゆる情報が氾濫し、ついついミクロに捉われがちですが、クラシックと呼ばれる技術のマクロな視点にこそ本当に大切なことが隠されているということを忘れてはいけません。
本物の技術習得、そこには必ず基礎があり、それは伝統へのリスペクトに裏付けられた継承なくしてはないということですね。